もしもの時

ご逝去から自宅安置まで

余命宣告

担当の医師より家族に余命宣告を受けますが近年では患者本人にも告知する事が多くなりました。
その為に家族で相談したり、カウンセラーと話し合う事が重要です。

危 篤

病院から患者の容態が良くないと連絡が入り家族が各々、駆けつける 場合が多いですが最後の場面に立ち会えない事もあります・・・ 予め危篤になりそうな場合は一緒に病院に寝泊まりする事も 出来るので事前に病院に相談して下さい。

死亡確認

家族の見守る中で担当の医師より心停止・呼吸停止・瞳孔散大など 兆候を聴診や心電図や触診などを用いて死亡の確認を行います。 最後に家族には死亡時間を伝えられて死亡宣言を受けます。

死亡診断書

死亡確認の後、1~2時間後に死亡診断書が発行されます。 土日や祭日、又は深夜早朝などに亡くなった場合には平日や定例の 時間帯(午前9時から午後5時)に発行されます。

葬儀社の手配

病院より知っている葬儀社の有無を聞かれた時に、知らないと答えると病院と提携した葬儀社を薦められますので、依頼したい葬儀社が居るこ事を伝えて下さい。

(株)光耀社 044-812-2780

ご遺体の清拭

看護師により故人の身支度が行われます。簡単な死に化粧など 処置をする病院もありますが平均として1時間程、掛かります。

寝台車の到着

担当の医師や看護師が霊安室で見送り寝台車に故人を乗車して自宅に向かい出発を致します。(家族は乗車出来ても1人です)

搬送して帰宅

家族の自家用車と一緒に自宅に向かいますが留守番が居る時は先に自宅に向かわせて頂く事も御座います。

部屋に御安置

自宅の何処の部屋に御安置をするか考えます。仏間が良いですが、マンションなど難しいので生活上、困らない部屋が良いと思います。

ドライ処置

御遺体が綺麗な状態を保つために大切な処置です。時折、タオルなど使わせて頂く事が御座いますのでご協力をお願い致します。

枕祭壇を設置

小さな祭壇を設置しますのでコップに水の用意と枕ご飯と団子をお供えします。他に好きな食べ物も故人へ供えて下さい。

お線香

ローソクの火は危険ですので線香が終わりましたら消しましょう。
線香を絶やしては駄目と聞いたことがあるでしょうが大丈夫です。

ご家族が亡くなった時

家族や親戚が亡くなった場合に何をするのか分からないと思いますので、
基本的なケースを下記にまとめてみましたので参考にして下さい。

ケース1【 病院で亡くなった場合 】

  1. 医師や看護師の指示に従い、依頼したい葬儀社が在る事を伝えます。
  2. 故人様の身支度が平均で1時間、掛かりますので予定時間を確認します。
  3. 故人様を自宅に帰すのか、状況で帰れないのか検討して下さい。

【教えて欲しい事】

●故人様の名前 ●生年月日 ●死亡日と時間 ●住所 ●連絡先 
●お帰り先 ●病院の名前 ●電話をされた方の名前と連絡先 ●お迎え時間

上記の内容を1つ1つをスタッフがお電話でお伺い致しますので教えて下さい。

ケース2【 自宅で亡くなった場合】

  1. 掛かり付けの医師や介護施設に連絡して対応を伺う。
  2. 掛かり付けの医師が死亡確認に来る時間を確認して下さい。
  3. 故人様の身支度が平均で1時間は掛かりますので予定時間を確認下さい。
  4. 介護ベットを使われている場合は当面は、そのまま使用して下さい。

※亡くなった時間帯により朝になってケアを行う場合が御座います。
※死亡診断書の発行もお昼頃になる場合もあるので確認します。
※納棺の儀を執り行ってから介護ベットの回収に来て頂きます。

【教えて欲しい事】

●故人様の名前 ●生年月日 ●死亡日と時間 ●住所 ●連絡先 
●電話をされた方の名前と連絡先

上記の内容を1つ1つをスタッフがお電話でお伺い致しますので教えて下さい。

ケース3【 人ホーム・介護施設で亡くなった場合】

  1. 施設スタッフの指示に従い、依頼したい葬儀社が在る事を伝えて下さい。
  2. 医師の診断で死亡届けが発行されますが医師が施設に来る時間を確認。
    ※施設により提携している病院に一度、搬送する場合が御座います。
  3. 故人様の身支度などスタッフが行いますので終了する時間を確認します。
  4. 故人様を自宅に帰すのか、状況で帰れないのか検討して下さい。
  5. 施設などで『お別れ会』を行う事もあります。

【教えて欲しい事】

●故人様の名前 ●生年月日 ●死亡日と時間 ●住所 ●連絡先 
●お帰り先 ●病院の名前 ●電話をされた方の名前と連絡先 ●お迎え時間

上記の内容を1つ1つをスタッフがお電話でお伺い致しますので教えて下さい。

尚、自宅に戻る場合に留守番が居る時は布団を用意する連絡を入れて下さい。

ケース4【 事故・災害・事件で亡くなった場合】

必ず警察の介入がありますので知っている葬儀社が居る事を伝えます。
基本的には検案(検視)を行わないと死亡診断書が発行されません。
検視を行った後に監察医の先生に伺う場合と警察署に監察医(医師)が来て 検視を行う場合があります。

【教えて欲しい事】

●故人様の名前 ●生年月日 ●死亡日と時間 ●住所 ●連絡先 
●現在の状況 ●電話をされた方の名前と連絡先 現在の場所( 名称と住所 )

上記の内容を1つ1つをスタッフがお電話でお伺い致しますので教えて下さい。

※検視は有料ですので当社で立て替えておきます。(1万から9万円ほど)
※時間帯により検案が翌日になる場合も御座います。
※ご遺体の状況で出血や傷が大きい場合は自宅安置が難しい事もあります。
※ご遺体の状況で腐敗の進行があった場合も自宅安置は厳しい事もあります。

その他のケース

【外出先で突然死の場合】

仕事中に倒れて救急搬送されたが死亡した場合や交通事故に遭い命を落とした時は病院では死亡診断書を発行しません。警察が介入して検視を行います。警察の指示に従い知っている葬儀社が居る事を伝えて下さい。

【自殺した場合】

発見された時に警察に通報します。自殺なのか、他殺なのか調べます。故人は警察署に搬送されて後に検視になります。

【自宅で亡くなっていた場合】

朝、起きたら布団で亡くなっていた場合や風呂に入ったまま亡くなっていた等のケースは救急連絡をして隊員が病院に搬送する場合と搬送しないで警察に通報する場合と御座いますが最終的には警察が介入して検視になります。その時に警察に知っている葬儀社があると答えて下さい。

【自宅で亡くなっていた場合2】

1人暮らしの場合に新聞受けが溜まっている状況や最近、見かけていない等で近隣より家族や管理会社に連絡が入り、家族が自宅に入り遺体を発見するなど最近は多くなっております。時には異臭がして見つかるケースも御座いますが救急搬送は有りませんので警察に通報して対応を確認して下さい。その時に警察に知っている葬儀社があると答えて下さい。

※ 警察が知っている葬儀社の場合には高額な金額を要求される事が多く、
 必ず知っている葬儀社が有る事を伝えて下さい。

自宅の安置が難しい場合

最近は様々な理由で故人様を自宅に戻さないケースも増えました。
例えば、

  • 団地の5階だけどエレベーターが無い。
  • 1人暮らしだったので故人の御遺体が1人になってしまうと可哀想。
  • 新築のマンションで早々に亡くなった事を周囲に知られたく無い
  • 看病で部屋が片づけていない。

等々の理由で自宅に戻れない場合は有料ですが当社で保管致しますので安心して下さい。

【各方面安置室】

□川崎方面の安置室(川崎市高津区溝口3-16-28)
□川崎方面の安置室(川崎市多摩区登戸新町302)
□横浜方面の安置室(横浜市保土ヶ谷区狩場町302-18)
□横浜方面の安置室(横浜市磯子区金沢区富岡東1-19-16)
□相模方面の安置室(座間市小松原1-18-14)
□町田方面の安置室(東京都町田市成瀬6-13-40)

よくある質問

質問1.自宅に帰したいが掃除をしていないので掃除する時間が欲しい

回答:大丈夫です。当社でお預かりして清掃後に搬送します。

質問2.自宅に布団一式が無いのですが・・・

回答1:急ぎホームセンター等で購入して頂く事になります。
回答2:足が無い場合は当社で買い物に行きますので安心して下さい。

質問3.1日だけ自宅に戻して翌日から保管室で預かって欲しい

回答:大丈夫です。家族の思いを優先しますので安心して下さい。

質問4.高層マンションの12階ですがエレベーターが開かないタイプ

回答:大丈夫です。ストレッチャーで工夫して搬送致します。

質問5.自宅まで細い道が50m程ですが車が通れないが大丈夫ですか?

回答:大丈夫です。ストレッチャーで安全確認しながら搬送致します。

質問6.近所に知られたくないので搬送は深夜にして欲しい。

回答:大丈夫です。労働基準で時間外料金が発生しますが出来ます。

質問7.実家の新潟県で葬儀は行うが搬送だけ頼みたい。

回答:大丈夫です。料金と高速代が掛かりますが出来ます

質問8:玄関が狭いですが自宅に戻せますか?

回答:一軒家なら別の部屋から入れるか確認しますがマンションなら故人を帰しますが納棺は別の場所で行う事になります。

故人(ご遺体)への注意事項

ドライアイス処置

人が亡くなると当然ながら心臓が止まり血液が全身に流れなくなる事で身体に様々な影響が出てきます。先ずは体温の低下で1時間に1℃程の体温の低下が 起こり血液は重力の影響で下に集まり関節など硬直が始まります。死後20時間位が一番のピークになりますが以後、少しずつ硬直が解けていきます。
また水分を補給出来ない為に体から水分が失われ唇など乾燥するのが見えます。
血流の停止に伴い臓器の酵素の働きにより分解を始めます。その事で体内の細菌が有機物を分解して腐敗ガスが発生。様々な化学反応で腐敗が進行します。

その腐敗の進行を止める役目としてドライアイスで処置を致します。
二酸化炭素の固体で1気圧でマイナス78.5度になります。固体ですが常温では気体に変わり750倍に膨張しますので時々は部屋の換気が必要になります。ドライアイスを通常は10から15kgを1日に1度のペースでご遺体に処置します。

注意事項

1.ドライアイスをご遺体から取らないで下さい。

家族にすれば故人が寒そうだと葬儀社が帰った後にドライアイスを外してしまう場合が御座いますが腐敗の進行を助ける事になってしまい顔色が変わったり腐敗臭が体から出てしまいますので絶対に外さない様にお願い申し上げます。

2.風をご遺体に向けて当てないで下さい。

夏など暖かい時期にエアコンの冷房風を強めにしてご遺体に向けている時があります。家族にしてみれば良かれと思い行っている行動ですが腐敗の進行が早まり顔色など変化が生じます。扇風機も同じなので使用しないで下さい。

3.太陽の光がご遺体に当たらない様にして下さい。

窓の側にご遺体が安置している場合は1日に1度は換気の為に窓を10分程開ける事は問題ありませんが太陽の光が射して故人に当たってしまう事が無い様に雨戸やカーテンを閉めて下さい。太陽光の紫外線が当たった場所だけ変色してしまう場合が御座いますので気を付けて下さい。

4.顔に触る時間は少なく

顔の皮膚は弱いので皮が剥けてしまう恐れがあり為に手や足を触りましょう。

初めに考える事と用意する物

もしもの時に備えて考えたくないが様々な事を検討し用意する事になります。
葬儀の打合せに必要な品が御座いますので予め家族で準備が出来る場合や、
調べられる事柄は事前に確認しておくと心に余裕が出来ますので安心です。

最後に着る服は?

一般的には病院や施設で亡くなる事が多いので通常は病院で簡単な処置を行います。
エンゼルケアとも呼ばれている行為で故人のお身体を綺麗にして綿詰めしたり簡単な化粧をしてくれます。その時に自分又は家族が亡くなったら着る服を考えます。普段着・スーツ・着物・浴衣・経帷子・ユニホームなどですが注意して欲しいのは着物など最初に着せてしまうと生地の厚みでドライアイスの効き目が悪くなるので一旦、浴衣にして後日に納棺の時に着物を着せます。

自宅に戻れるのか ?

最近の住宅事情から故人を自宅に戻せないケースが出て来ました。
マンションや団地やアパートなどエレベーターの問題や他人に知られたくない等、病院や施設から直接、葬儀社の安置室に保管する事が増えています。基本は自宅に帰る事を薦めますが故人のご遺体の状態や季節なども考慮します。またエアコンが無い部屋は避けるべきです。1日で身体の色などが変化する事も御座います。また一人暮らしだった場合も自宅に誰も居なくなる等、様々な理由で自宅に戻れない場合も有りますが先ずは相談して下さい。

喪主は誰が務める?

もしも葬儀になった場合は誰が喪主になるか考えておく事が良いと思います。
最近では配偶者が務める事が多くなりましたが子供が行っても構いません。以前は喪主=跡取りでしたが現代社会では必ずしも決まった訳ではありません。仮に四人家族で父親が亡くなり母親が喪主になるのは自然です。
勿論、長男など子供が務めても良いと思います。
子供が3人居て三男が同居しているケースなど長男や二男が三男に喪主を薦める場合もあります。様々な家庭環境や事情により必ずしも喪主が遺族挨拶をしなければならない事はありませんので喪主は母親で遺族挨拶は長男でも問題は無いのです。また喪主=葬儀代の支払い者と言う事ではありませんので一番、自然な形で喪主を決めるのが良いでしょう。

ご遺影の元写真

ご遺影を作成するので元になる写真が必要です。出来れば2枚か3枚が理想です。
プリント写真でもUSBメモリ内でも携帯の中でも大丈夫です。

死亡診断書

病院や施設で亡くなった場合は担当の医師や提携している医師が死亡の確認を行い死亡診断書の発行をします。家族に渡されますが死亡時間が深夜や日曜日だと翌日に発行される場合も御座います。
当社で手続きを行いますのでご家族が死亡診断書に記入をして下さい。

申請者の印鑑 ( 認印 )

死亡診断書を役所に提出する際に必要になりますが基本的に銀行印は預かれません。無い場合は100円ショップで買う事も出来ます。印鑑の名前は申請者です。故人と名字が違う場合は気を付けて下さい。

本籍地と筆頭者

死亡診断書に記入する項目に本籍地と本籍筆頭者が御座います。現住所と同じなら問題が無いのですが引っ越す前の住所や実家のままの場合や住所の番地が区画整理で1250番地から1丁目5番20号に住所表記が変更している場合も本籍は旧番地のままだったりします。事前に調べておきましょう。

お数珠とお経本

故人の手に掛けて(組んで)あげます。但し、そのまま火葬しますので形見で残したい場合は配偶者や子供のお数珠とお経本を渡して下さい。全然、無い場合は当社でご用意致しますのでスタッフに伝えて下さい。

枕ご飯とお箸

故人に対して使っていたお茶碗に山盛りのご飯を盛り付け箸を上から刺します。また枕団子とコップに水を注ぎ安置します。時間が空いた時にご飯を炊いて準備します。枕団子は当社で用意します。それ以外に故人が好きな食べ物等を併せて用意します。枕ご飯は1日1回、新しい品に取り換えましょう。

検視(検死)代金

自宅で亡くなっていた場合や交通事故や災害死等は警察が介入して監察医の先生が死因を調べる検視(検死)を執り行います。解剖する場合としない場合が御座いますが必ず検視(検死)代金が発生します。当社で立て替えておきますので後日にお支払いをお願い致します。平均で4万円から9万円で解剖した場合としない場合で金額が変わります。

24時間365日相談受付 携帯からでもOK フリーダイヤル0120-354-453
お問い合わせ・資料請求
24時間365日相談受付 携帯からでもOK フリーダイヤル0120-354-453
お問い合わせ・資料請求